ニキビの芯出しとは?
あなたは、ニキビの芯出しをしたことがありますか?
この「ニキビの芯出し(圧出)」をする際には、ニキビの先端にレーザーで1つずつごくごく小さな穴をあけていきます。
そうして、コメドセッシというニキビ圧出器具を用いて、ニキビの中のコメドを押し出します。
このコメドセッシはにきびの種類によって使い分けがされています。
赤ニキビには先が丸いコメドセッシを使い、白ニキビや黒ニキビは先が細いコメドセッシを使います。
(ニキビの種類には実はいろいろあります)
ニキビの芯出しや圧出の効果は、軽度のニキビ、初期症状のニキビの芯を除去することで炎症を抑えたり、色素沈着やクレーターによるニキビ跡の凸凹を防いでくれます。
特にケミカルピーリングを行った後、皮膚がやわらかくなり、ニキビの芯が取り出しやすくなります。
そのため、ケミカルピーリング後にニキビの圧出・芯出しを行っている皮膚科もあります。
このニキビの芯出し・圧出後の2~3日はかさぶたになることがありますが、放置しておくときれいにかさぶたがはがれ落ちますので触らないようにしてください。
心配しがちですが、しっかり先生のお話を聞いて、いじることのないように気を付けてください。
ニキビの芯出しや圧出でニキビが早く治る理由は、毛穴の中のにきび菌が熱によるダメージを受けます。
そして、ニキビにたまっていた膿やコメドが排出されるので、ニキビ跡を残さずにきれいに治療ができます。
(にきび菌が空気に触れると活性化しないようになります。)
しかし、ニキビ圧出や芯出しでニキビ跡ができてしまう方も中にはいらっしゃいます。
この悩みの種である、ニキビ跡ができる原因は、長い期間化膿したニキビを放置してしまったり、もしくは炎症が続いたり、色素沈着が起きていたり、ニキビが固くなってしまっていると、芯出し・圧出をすると、ニキビ跡になってしまう場合もあります。
ニキビ跡はなかなか消えませんので、きちんと相談の上、お肌の状態と相談してニキビのシンだしを検討してみましょう♪
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